環境汚染として酸性雨、オゾンホール、地球温暖化、異常気象など全地球規模の気候の変化が顕著になってくるにつれ、 人々の環境に対する関心は徐々に高まってきました。 環境ブームとも言える、「環境に優しい」「地球に優しい」製品がもてはやされる傾向が出現してきました。
公害という言葉すら存在しなかった、もしくは、公害対策への意識が低かった時代は、有害物質への関心は薄く、土壌汚染は取り扱いも軽く扱われていました。 このため有害物質は、屋外ヤードに野積みされ漏出したり、工場敷地内に投棄されるなど、土壌に有害物質が染みこみやすい環境にありました。 昭和45年に、廃棄物の処理及び清掃に関する法律が成立した以降は、廃棄物の処理に要する経費や手間を避けるために行う不法投棄により発生することが多くなった。 最近では、軽油密造に伴う硫酸ピッチの不法投棄による土壌汚染が深刻化している。
大気汚染防止法は「工場及び事業場における事業活動並びに建築物の解体等に伴うばい煙並びに粉じんの排出等を規制し、 有害大気汚染物質対策の実施を推進し、並びに自動車排出ガスに係る許容限度を定めること等により、大気の汚染に関し、 国民の健康を保護するとともに生活環境を保全し、並びに大気の汚染に関して人の健康に係る被害が生じた場合における 事業者の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図ることを目的とする。」(第1条)
日本では1970年代以降の高度成長期にビルの断熱保熱を目的などにアスベストが大量に消費されていたため、 その潜伏期間が丁度終わりはじめる21世紀に入ってからアスベストが原因で発生したと思われる中皮腫や肺ガンによる死亡者が増加しています。